突然の校長交代に揺れる湘南学園。ここ数年順調に校内の改革を進めてきましたが、この春は進学実績も振るわず、更なる飛躍を遂げるか、しのぎを削る共学校の争いに勢いを失ってしまうのか、ターニングポイントを迎えています。転機の湘南学園の今をレポートします。
■湘南学園について
・個性豊かにして身体健全、気品高く、社会の進歩に貢献する
・見える学力と見えない学力。知識と表現力。次代を担う人材を
・日本だけの物差しではなく、世界で通じる価値観を
■湘南学園の6年間の教育プログラム
・ESD(持続可能な社会の進歩に貢献できる人間)プログラムの実施
・教科横断型、総合型の学習(詳しくはパンフレット見開き)
・世界の出来事を自分ごととして考えられるグローバル市民の育成
・英語(英会話)は、ネイティブ二人と日本人一人の教員体制
■2016年度入試と2017年度入試について
・応募者数は2013年をピークに緩やかに減少
・男子が多い
・合格最低点で男女に差が出る。女子の方が合格しやすい
・手続き後の辞退は少なかった
・2017年度も変更はなし。web出願はしない
■進路状況( )内は昨年度
・東大1(1) 横浜市大2(3) 横浜国大1(2) 慶應医学部1(1)
・早稲田8(13) 慶應7(6) 上智10(6)
・明治9(35) 青山7(17) 立教8(15) 中央7(20) 法政10(23)
■雑感
・ふるわない大学進学実績。「情報提示と励まし不足」との分析。理由は他にありそうだが
・突然の校長交代。おそらくは入試採点ミスの引責によるもの
・榎本新校長は、簡潔かつ人の良さがにじみ出る。学校現場の経験豊富な印象
・細かな学習指導や先生方のあたたかさは特筆もの。教員の質は高い
・人気は安定してきた印象だが、競合に打ち克つためには、起爆剤も必要
・「湘南学園ならでは」や「湘南学園だからこそ」という視点をいつも持っている
・パンフレットの制服モデル(女子)がすばるの卒業生です!二人とも!
さらなる詳細についてご興味がある方は、レポートをご覧ください。
関連リンク
湘南学園2016大学入試を振り返って
昨年度レポート