20年後、30年後、その先を生きていく子どもたちに、今何をしてあげられるのか。先を見据えた教育カリキュラムを実現し、「品女ブランド」を確固たるものにしつつも、歩みを止めずまた新たな挑戦を始めていく。多様性が主張され、男女共学が広がっていく風潮の中、これからも女子教育に特化した視点から社会で活躍できる将来像を常に生徒に見せてくれる品川女子学院は健在だ。
■品川女子学院について
・新校舎建設凍結。建築費の高騰のため。耐震工事を優先
・数学科教員の増員
・高等部校長に三鷹中等教育学校長等を歴任してきた仙田先生をヘッドハンティング
・算数一科目入試を開始
■入試について
・2/1AM,2/2AM4科目入試、2/4AM表現力総合型入試を実施
・2/1PM算数一教科入試を新設 new!
・算数入試は25問。1問4点。
■幸せにつながる学習を
・総合学習がそのままアクティブラーニング
・世界とつながるICTリテラシー
・教えあうことの効果を重視
・国公立大学への合格者は増えている
■進路状況・進学者数( )内は昨年度
・国公立15(9) 早稲田13(8) 慶應7(13) 上智8(5)
・明治21(12) 青山8(11) 立教6(14) 中央6(8) 法政3(9)
■雑感
・生徒全体で組織する企業のような学校。生徒それぞれが自分の能力を発揮し、チームを運営し、何かに取り組む。生徒間の組織作り・役割分担が育てられている
・生徒に自分の能力を高めたいという意識があり、学校のバックアップへの信頼感がある
・高等部校長先生に就任された仙田先生の手腕に期待。都立高校の校長先生に誘われていたが品女を選んだ。発信力と教員を育てる力がありそう。教員を育て、学力を上げる陣頭指揮官として機能すれば進学実績は伸びる。これからの進学実績に注目
・やりたいことを何でもやらせてくる学校だから、好奇心が旺盛な生徒ほど忙しくなる。積極的な人間ほど学校生活を充実させることができる。控えめな生徒は学校生活を充実させることは難しいか
・鳴り物入りで入閣した仙田高等部校長の手腕やいかに
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