すばるからの飛翔

卒業生インタビュー《同窓生編》

「社会人5年世代」の卒業生が集って語るすばる進学セミナーの本音座談会

すばる進学セミナーの大きな特徴の一つでもある卒業後のつながり。
中でも卒業してから10年以上経っても、かつての同窓生として繋がりをもつ
社会人5年目の世代の6名に参加いただき座談会を開催しました。
     6名中5名は大学生のときに、すばる進学セミナーの講師としても活躍していたメンバーです。
     彼らが本音で語るすばる進学セミナーの本質と、それぞれの「飛躍」をお届けします。

必死にテストを解いていた記憶が、よみがえります。

ーー 久しぶりに懐かしい教室に座ってみて、今の気持ちは?

別の教室での授業の方が多かったですが、月例テストをここで受けた記憶がありますね。

前にホワイトボードがあって、生徒が二列で並んでいて、いろんな先生がいろんな話をしていたことが思い出されるなぁって。

机に座ってこの角度で見るのが懐かしいというか、なんか新鮮な感じがします。この教室はこの建物で一番広いはずなんで、もうちょっと広い気がしてたんですが、意外と狭いな、という感じです。

この景色が懐かしい。線路を電車がガーッくるのを見ながら必死にテストを解いたのがよみがえってきています。問題が解けないときに電車が通って、ちょっとイラッとした思い出があります(笑)。

僕は卒業の後は、成人式のときに来たくらいなので、本当に久しぶりで懐かしい。ここでテストをやったときは、違うクラスの人も集まっていたので、この教室にくると若干緊張するし、アウェイ感も思い出されます(笑)。

当時の写真を懐かしく眺める卒業生

卒業時に講師から贈られた色紙を持参した卒業生たち

すばるでの初めての日、臼井先生のオーラがすごかった。

辻田 弘基

すばる在学期間:中1〜中3
出身中学:横浜国大附属鎌倉中
高校:青山学院
勤務先:東京メトロ
学生時代の得意科目:数学
すばるを一言で表すと:学ぶ楽しさを育む塾

山本 万里奈

すばる在学期間:中1〜中3
出身中学:第二中
高校:湘南
勤務先:石油天然ガス・金属鉱物資源機構
学生時代の得意科目:英語・社会
すばるを一言で表すと:放課後の楽しみ(自由でいられる、好奇心をかき立てられる大事な居場所)

ーー すばるに入塾したきっかけは?

(遅刻して登場。一同爆笑)
小学校のときの家庭教師にこの塾がいいと言われたから来てみた。授業を受けてから決めましたね。その時は臼井先生の授業で、万ちゃん(山本さん)がすげー賢かった。とりあえず臼井先生のオーラがすごかった。なんか芸能人のすごい人を全部合体させたような…。

兄が通っていたので、流れで行くことに…。塾に入ることに対しての抵抗は特になかったですね。

小学校の時に別の塾に通っていて、あまり出来がよくなかったので、家の近くのすばるがすごい評判良かったので、親が見つけてきて入ることになりました。
臼井先生との出会いは僕もすっごい憶えています。ピッとくるようなオーラがあったな、と。この塾だったら自分も頑張れるかなと思いました。

私も親が「すごくいい」と勧めてくれたので。兄が近くの別の塾に通っていて、そこの進みがすごく速くて大変だったと。それで、すばるに通っていた兄の友達に「面倒見がよくて手取り足とり教えてくれて、みんな良い成績をとっている塾」ということを聞きました。
私は小学校の頃、算数で(100点満点中)50 点取ったりと、数学に不安があったので、すばるのようなところの方がいいかな、と思っていました。あとは、学校以外のところにコミュニティができるのが楽しみで、それで入ることにしました

自分の学校は中学に入ったら塾に入るというのが割と普通だったんで、なんとなく入ろうかな、という気持ちでした。母親と仲が良かった同級生の美人のお母さん(笑)の紹介で、その同級生が行くことになったので、では僕も…という感じでした。
最初の授業のことは、全然憶えていないです。 印象は「教室が古いな」と。まぁ、そのおかげで緊張はしませんでしたが。あとで考えるとアットホームということだったんでしょうね(笑)。

姉が通っていました。いいイメージがずっとあって、あと大越と僕は中学でかなり仲良くて「大越は成績がよかったから、通っている塾はいいんだろうな」って思ってました。数学とかは僕も得意だったんですけど、ちょいちょい大越に負けたりして、超悔しかったんですよね。なので、塾行ったら負けないかなと思って「入ったろ」って思いました。

自身が講師になって知った、中学生と接することの大切さと難しさ

ーー 卒業後に、自身がすばるの講師になったときに気づいたことは?

生徒に伝えることの難しさですね。宇宙人ですよ、中学生。俺がどんなに熱いこと言っても、あんまり憶えてないんですよね。どうやって他の先生たちは生徒の心に残していたのかなって。

自分が教わる立場だったときは、雰囲気がやわらかくて、やらされている感じは全然なくて、いつの間にか頭に入っていました。
でも自分が授業をする側になったときは、そういうユニークな雰囲気を持ちながら、うまく教えていくことはすごく難しかったなって。

先生は、教科以外でもいろんなことを話してくれて、子供たちにいい影響を与える大人たちでした。自分もそうなりたいと思っていたんですが、上手くできないときも多くて、思春期の中学生と接することの大事さと難しさを感じました。きっと、すばるで教える人も子供たちから影響を受けて自分の中で変わっていくことがあると思うと、「教える」という立場も得難い経験だったなと思います。

山内 亜里穂

すばる在学期間:中2〜中3
出身中学:第一中
高校:大船
勤務先:野村総合研究所
学生時代の得意科目:数学
すばるを一言で表すと:第二のふるさと

すばるみたいに、バーっと泣けちゃうコミュニティってあんまりないですよ。

大越 和義

すばる在学期間:中1〜中3
出身中学:第一中
高校:湘南
勤務先:みずほ証券
学生時代の得意科目:社会
すばるを一言で表すと:青春

ーー 皆さんにとって「すばる進学セミナー」とは?

僕は聞かれたら「いいよ」と言ってますよ。「いいとこだよ」と。まず先生との距離が近い、だから何でも聞ける。自分の話ですけど、不良の道に行きそうになった時に更生してくれたのがすばるだった。生活面もしっかり見てくれる、「悪いことを悪い」といってくれる塾だったので、そんな塾は他にないと思ってますね。

すばる卒業するときに泣きましたね。今の生徒たちもそうだと思うんですけど、少なくとも俺の中では学校よりもずっと大事な場所でした。第二の実家じゃないですけど、そんな感じで。第二の故郷だというのは、生徒のときも、講師のときも、今も思っています。
講師を辞めるときも泣いたし、先日の30周年記念パーティのときも泣きました。バーっと泣いちゃうコミュニティってあんまりないですよ。「泣いちゃう場所」なのかもしれないですね。単なる学習塾じゃない。

すばるは「塾にいく」って感じではなく、「すばるに行く」という感じです。大学受験で予備校に行ったときにその差を初めて感じました。もちろん、すばるにも勉強をしに行っていたんですが、すごい居心地がよくて、それって特別なことだったんだな、って。後になって感じました。

そういや、塾で時々「パーティー」ってやっていたよね。テストのご褒美とかでモスバーガーとかお菓子とかで。謎すぎるよね、パーティー(笑)。

やってたやってた。塾長公認でね(笑)。

すばるを卒業しても「一生青春、一生勉強」。

ーー すばるで学んだことで、現在活かされていることは?

学ぶことが楽しいと思えるようになりました。大学受験のときも今も勉強はたくさんするけど、勉強ってきついものとかつまらないものっていう印象は全然ない。それはすばるの雰囲気の中で学べたからかもしれないですね。

わからなかったことがわかったときの嬉しさや楽しさ、学ぶ楽しさを教えてもらいました。
「一生青春、一生勉強」という言葉があって、中学校の頃は臼井先生に何回言われてもピンとこなかったんですけど、今になって実感しています。自分が今働いていることも青春ですし、勉強して今を生きているその姿も青春じゃん、と考えると一生勉強して一生青春して、全部丸ごと自分の人生なんだなって。仕事で嫌なことがあっても、こういう言葉を振り返ると頑張れます。

勉強するのが嫌じゃなかった。いい高校に行くために勉強するのではなくて、勉強していることが楽しくてやっているというのがあったから、それは今でも続いています。

僕は、万ちゃん(山本)と逆で、当時から「一生青春、一生勉強」が響いていました。でも、目の前のこととかに追われるようになって、一時期忘れていたり薄れていたこともありましたね。でも、すばるの集まりがあるたびに「あぁそうか」と再びイメージできるようになるんです。これからの自分の人生でもあらゆる場面で出てくるのが、すばるからいただいた言葉や経験なんだと思います。

間違えたり失敗してもいいんだというのをここで学びました。「復習ノート」っていうのを臼井先生がやっていて、その日間違えたことをそのノートに記していくんですけど、そのノートを作るのが好きだったんですよ。わからないことをわかろうとする楽しみみたいなのを教わったと思っています。

僕は中学校の2年とか3年のとき、いじめられていて超ムカついていた時期がありました。でもすばるという「自分の居場所」がちゃんとあったから精神の状態を保つことができた。それがなかったら不良とか違う道に進んでしまったと思うんですよね。耐えられたのもすばるのおかげ。今役に立っているというか、今俺がこの現状でいられるというのは、すばるがあったからです。
あとは、ここのメンバーとはずっと仲がいいので、ここのつながりが今もあるのが、すばるに来てすごく良かったことになりますね。

八下田 千晴

すばる在学期間:中1〜中3
出身中学:岩瀬中
高校:外語短大附属(現在の横浜国際)
勤務先:ハパックロイドジャパン
学生時代の得意科目:特になかったような。数学・理科は好きでした
すばるを一言で表すと:第二の我が家(自分らしく居られる場所)

大澤 拓海

すばる在学期間:中1〜中3
出身中学:第一中
高校:藤嶺藤沢
勤務先:ミュージシャン(ベーシスト)
学生時代の得意科目:社会
すばるを一言で表すと:自分の基盤

― 通っている生徒、これから通う生徒へのメッセージをお願いします

当時の話をすると、当時の中学生のときのノリに?

会社を辞めて、バンドマンとしての夢を追う大澤。
「飛翔」のカタチは様々である。

ーー 現在の塾生や、これから通う生徒へのメッセージをお願いします。

宿題をちゃんとやれ、としか(笑)。でも、そこで大きな差が出るんですよ。ちゃんと先生に言われたことをやる。勉強をできる時にとにかくやっておかないと後で本当に大変だよ、って。人生の選択肢が広がるかなぁと思います。

すばるって結構いろんな人がいる塾だなと思っていて、そしてそれを受け入れてくれる塾だと思っていて、みんなのびのびやっています。
卒業後は、好きな方向に進んで行っている人が多い。自分の成績とかを周りと比べるのではなく、自分が頑張っていくうちに好きなこととかを見つけていければいいんじゃないかなって。

正直、将来何になるかなんてみんな誰も分からないんで、今のうちにいろいろやっておいて、将来何かやりたいって思ったときに困らないように準備しておいてほしいと思います。

今、見たもの聞いたもの学んだものは、いずれ必ず自分の糧になります。私は中学校の時に「国連で難民を助ける仕事がしたい」と思っていて、石川先生にそういうテーマで英語の新聞を読ませてもらったりしていたんですよね。
今は難民ではなく資源開発の仕事をしているんですが、その時に必ずしも豊かではない地に行ったりする時に、昔苦しい思いをして読んだ英語の文章が生きています。すばるで学んだことは、将来自分に返ってくるときがきっとくるので、それを信じて勉強に励んでほしい、ということをメッセージとして伝えたいです。そして、今を楽しく生きてほしいと思います。

先生との関係やすばるという塾から得たことが、自分にすごく役立っていると思っています。勉強はみんな楽しくできていると思うので、すばるという環境から、勉強以外で得られることも大切にしてほしいなと思っています。

これからいろんなことがある中で、「すごく頑張る」機会はそんなにないと思っています。自分が「あのとき頑張ったな」という想いがあると、その次に頑張るときに「あのときあんなにやったんだからまたできるよな」っていう自信になる。頑張ろうって思ったときに、それを支えてくれる人たちはすばるにはたくさんいるので「すごく頑張る」をやってみてほしいと思います。

「飛翔」できるのは、一人ひとりの人生を応援してくれる塾だから。

ーー 今の仕事内容と、今後の「飛翔」の構想は?

今は東京メトロという会社で働いていて、現場の方たちのバックアップと、人材の育成を仕事としています。東京にいる人たちが東京を好きになってくれたり、働きにいくときに気分が上がって、仕事を頑張ろうと思ってもらったり、いろんな人たちの普段の生活をちょっとずつよくしていくような手助けをしたいなと思っています。
鎌倉じゃなくてすみません。江ノ電に転職する予定は今のところありません(笑)。

アジア・アフリカで金属の資源を見つけてくるという、国の資源政策を実行する組織にいます。
私がいま関心を持っているのは人との関わり方です。国や地域が違って価値観が違う人たちとどうやってコミュニケーションをとっていくのか。自分とは異なる専門領域の技術者たちとどうコミュニケーションをとっていくのか。どのように共通のベクトルにもっていくか、というところに興味があります。
ゆくゆくは人材育成のように、人と直接関わるような仕事をしていきたいと思っています。すばるで学んで、人は人と関わりながら信頼関係の中で育っていくということを知っているので、今後はそういう部分を大事にしていきたいと思っています。

僕は今、証券会社で働いていて、少し大げさですけど、この会社にいる限りはこの業界の存在価値を高める仕事をしていきたい。
日本だと金融の中で銀行が一番力を持っていますが、アメリカだとゴールドマンサックスとか証券会社が強い。証券業界としてのプレゼンスを高めることに貢献したいなと思っています。証券業界は人に資産を預けると言われています。いかに自分という人間の価値を高めて資産を預けてもらえるかということが大事なので「一生勉強」だと思いますね。

転職したばかりなので、具体的なビジョンはないですが、今は基礎的な知識を身につけていかなくてはならない段階です。世界に関わる仕事なので、いろんな人ととにかく出会いたい。日本だけじゃなくて世界と。今まで関わらなかった業界の人とも会えるので、新しい分野の知識も得られるというのが今はすごく楽しいです。それをこれからも長く続けていきたいなと思っています。

今、バイトなんですよね。飲食店で。もともと証券会社で働いていたんですが、それを辞めて… (笑)。それで、バンドをやることになりまして。自分がやりたいことをやりたいな、と思ってそうなりました。計画性とか全くないんですよ。それこそ「一生青春」で。
一度就職したんですけど、たまたまバンドでいいお話をいただいて、仕事をやっていてバンドをやらなかった時の後悔と、バンドをやって失敗した時の後悔を頭の中で天秤にかけて比べてみたら、「バンドやらない」という選択肢がなくなった。この後人生どうなるかわからないけど、とりあえずそっちに身を置いてやってみようかな、と。
目標としては、ロッキンジャパンかサマソニに出たい。で、そのあとにメジャーに行きたい。バンドで売れてすばるの広告塔になります! …3年? …いや、早いな。5年後までにやりたいです。やれなかったら…すばるで雇ってください(笑)。

今はIT系の企業で証券会社の決済システムの設計などをしています。インド人がプログラミングして、それをシステム化するITコンサル的なことをして、新しいビジネスをやっていこうという感じです。将来的にはBtoB(企業から企業へ)の仕事ではなく、BtoC(企業から一般消費者向け)の仕事もやってみたいなと思っています。
「飛翔」って人それぞれだと思っています。それぞれが楽しくいきていけばいいと思うんですよ。みんな人生で恩師とかすごいお世話になっている人、大切な人たちっていると思うんですが、節目節目で報告にいったりしますよね。僕にとってすばるはその最たる存在で、大学受かったときも、成人式のときにも、就職決まったときにもきました。この前婚約したんですが、まず中本先生に報告しました…っていうくらい。勉強だけでなく、一人ひとりの人生を応援してくれている塾って他にない。
だからみんな、事あるごとにこうやって集まってきて報告したりするんですよ。「頑張って生きています」「楽しんで生きています」と言える生き方を、今後もしていきたいと思っています。

対談後の食事会での一コマ。辻田氏は不参加でした。

当時、国語の担当講師であった中本から卒業時に贈られた色紙。記された言葉は一人ひとりへの特別な言葉。
今も卒業生たちにとって、宝の言葉として生きている。

6人の卒業生の皆さん、ありがとうございました。 それぞれの道で力強く羽ばたく卒業生一人ひとりがすばるの宝です。時には帰ってきて羽休めをして、また大きな世界へ飛び立っていける。そんな巣のような空港のような場所であり続けたいと思っています。