東横線日吉駅。鎌倉からだと一時間弱。高校大学と同じ駅にある慶應義塾普通部。117年の伝統と時代をリードする人材の育成。そして、2015年2月に遂に新校舎が完成。伸びやかに質の高い教育が受けられる普通部で、自らの資質や能力に気づいていけます。保護者向け説明会と別日に直接取材したレポートです。
■慶應普通部の理念
・独立自尊(自ら考え、行動する)、半学半教(学び教わる)、義塾社中(慶應みんな仲間)
・優れた知性を積み重ね、品性を持った人間関係を広めて、切磋琢磨する。
■慶應普通部について
・男子校であり、伝統校。一貫性と時代をリードする教育
・新校舎は、広く快適。設備が最先端で素晴らしいというよりも快適さを重視した印象。
・労作展という研究発表会。毎年一作品提出。9教科の中から、自らの研究課題を見つけ、発表する。
・一年生は20〜24人×10クラスで少人数制。二、三年生は40人×6クラス。
・キャリア教育やICTも充実
■入試について
・特に従来と変更はないが、理科社会で求められる「日常生活の中の理科社会」は毎年難問。塾泣かせ。当たるも八卦当たらぬも八卦。
■雑感
・大学入試がないこと、中学高校でまた別の環境となることが特徴
・行事やバリエーションのある講座など、非常に刺激的な毎日が送れる
・新校舎はいい感じ。広々としている
・中学から留年があります
・普通部に入るということは10年間慶應を覚悟するということ。慶應の雰囲気が嫌いな人は厳しい
・勝手な印象をお伝えすると、探究心深い学者タイプが多く、一芸を持った個性派やリーダーシップを備えた卒業生が多い普通部。ジェネラリストとして、折衝能力に長け、チームの中で輝きを放つ中等部。各方面にアンテナを張り、情報感度が高く、起業家マインドや多様性を認める感覚を持つSFCというイメージです。異論反論あると思いますが、あくまでイメージです。慶應出身の方ご容赦下さい。
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