法政女子高校の情報2016

激変。2018年度からの共学化と「法政大学国際高校」スタートを控える法政女子高校。「楽しく自由闊達」で有名な同校ですが、SGHへの指定を皮切りにドラスティックに変わり始め、2年後に日本の教育に風穴を開ける変革を打ち出します。目が離せない法政女子校の今後を中心にレポートします。

2017.6.15追記 2018年度募集要項速報
2/19に思考力入試、12/7、2/1にIB入試を新設
募集要項(速報)
・IBコース(入試)20人程度の募集
 I期入試 12/7(木)
 II期入試 2/1(木)
 ※日本語小論文・英語小論文・数学能力適性検査・面接(英語)
・A書類選考 調査書
・B学科試験 2/12 英・数・国
・C思考力入試 2/19 論述試験・面接

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■法政大学国際高校(法政女子の今後)について
・2018年度からスタート(新校名・共学化)
・多様化する社会に対応するグローバル型大学付属校
・普通科、単位制のカリキュラム
・アクティブラーニングを基本とした授業
・教科教室制の導入、ホームルームの廃止
・クォーター制(4学期制)…海外の高校との連携を取りやすくする
・国際バカロレアコースの新設
・ICT、全生徒・教員がタブレットPCを持つ

■2017年度入試について
・A書類選考、B学科試験は変わらず
・書類選考における加点基準も変更なし

■進路状況
・80%が法政大学へ 残りが他大学受験
・法政大学への推薦資格を持ちながら他大の受験も可能
・国公立4名
・早稲田5名、慶應6名、上智16名
・MARC9名

■雑感
・法政女子高の説明会というよりも法政国際高校の説明会だった
・自由で楽しく何でもできる法政女子はどう変わるのか
・学校の人気を集める「国際」「共学」「駅近」のキーワードを全部持つ学校に
・あの古い校舎は建て替えではなく改修。建て替えて欲しかった
・2017年度入試は志願者減だと何度も訴えていた。法政第二との仲間内での争い
・SGH指定、IBの導入と国の方向性を先陣を切って取り組んでいく学校に
・ホームルームの廃止、4学期制導入など日本の教育の伝統に風穴をあける学校となる

さらなる詳細についてご興味がある方は、レポートをご覧ください。

参考資料
SGHとしての法政女子
2016年度高校入試結果資料

横浜隼人高校の情報2016

募集定員増に伴う学校基盤の安定と、特進・特別選抜・国際語科が牽引する進学実績の目に見える向上から注目を集めている横浜隼人高校。「甲子園に出ている学校」というイメージは過去のもの。国際語科の英語だけでなく、理系でも成果を出し始めました。イノベーションを続ける横浜隼人高校の説明会の様子をレポートします。

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■横浜隼人高校について
・必要で信頼される人間に
・校舎を一部建替え。耐震性も万全
・高い現役合格率
・特徴的な国際語科
・伸び続ける特別選抜の実績

■入試について
・併願基準は変更なし
・推薦の進学コースの内申基準が一部変更

■進路状況( )内は昨年度
・国公立43(35)
・早稲田15(20) 慶應3(4) 上智5(4) 理科大21(8)
・明治49(34) 青山30(27) 立教22(29) 中央45(34) 法政49(34)

■雑感
・希望が丘駅発の直通バスの正門乗り入れはグッドニュース
・来年度戸塚からバスで直通運転を交渉中。戸塚↔︎隼人間がつながれば通学区域が劇的に変わるイノベーション
・鎌倉からは現状やはり、遠い。横浜駅からの相鉄線もやや長く、駅からのバスも結構ある
・就任17年目、ご高齢の学校長先生だが、「生徒を大切にしよう」という思いが強く伝わってくる
・県立横浜国際の併願としては、一番手に来るだろう
・ホームページは早くリニューアルすべきだし、パンフレットもセンスは今ひとつ。広報の頑張りに期待。この辺が垢抜ければ、もう一段階上に行ける学校だろう

さらなる詳細についてご興味がある方は、レポートをご覧ください。

他の併願校との比較はこちらの記事(神奈川県 私立併願 おすすめ10校の実情と評判)をご覧ください。

参考資料
バスの乗り入れとコース別カリキュラム

山手学院高校の情報2016

国際理解教育の先駆者であり、20年前は20人以上の交換留学生が通学し、留学生だけのクラスも存在していた山手学院。現在交換留学生はたったの1名となり、「英語の山手」「国際交流の山手」は、グローバル時代に飲み込まれつつあります。驚異的な進学実績を出した創立50周年の今年、第1期卒業生の大澤校長が示すこれからの方向性に注目です。

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■山手学院について
・世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間の育成
・変えてはいけない部分(建学の精神、創設者の想い)
・変えていく部分(校章、校歌、制服のマイナーチェンジ)
・生徒が主役の学校
・育てる生徒像(自主自律、学習意欲旺盛、エネルギッシュ、チャレンジ、柔軟さ)
・総合体育館の建て替え

■入試について
・オープン入試のレベルが上がった
・併願基準は変更なし
・英検準二級以上に加点措置

■進路状況( )内は昨年度
・東大1(1) 北海道大8(4) 一橋3(0) 東工大7(2)
・早稲田149(113) 慶應62(37) 上智55(28)
・明治235(162) 青山133(87) 法政133(98)

■雑感
・圧巻の大学進学実績。大げさに誇ることもなく、謙虚な姿勢を貫く山手学院
・トップ公立の併願としての手ごろ感。併願基準を上げたことにより、湘南・翠嵐を志願する県内トップクラスの生徒がさらに集まる。自然とレベルが上がる仕組みが出来ているのは強い
・伸び続ける大学進学実績を支えるのが外進生。「国公立、早慶上理に受かる学校」はもはや大言壮語ではない
・通っている生徒・保護者の満足感は高い。日大藤沢といい山手といい、併願校でありながら、生徒の満足を高められるのは素晴らしいことだ
・学校の特色や強みが今、何も見えてこない。「自由である」という校風を売りにするのではなく、何か特色ある教育を掲げたい
・多彩な海外研修や中期留学制度などの説明は魅力的。しかし、その成果というところでの報告がなく、次にどうつながったのかが見えてこない
・海外大学への進学や外資系企業への勤務など、数多の卒業生がグローバルに活躍している具体的な姿を示してほしい

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他の併願校との比較はこちらの記事(神奈川県 私立併願 おすすめ10校の実情と評判)をご覧ください。

湘南工科大附属高校の情報2016

三年前に導入した書類選考で大幅に受験者を増やすことに成功。水泳、卓球、テニスなどの強豪校であり、スポーツ校としての側面を持ちながら、一方でコースを細分化して進学校としての側面も強めてきました。内申点オール4前後にひしめく併願校の中で光を放てるか。今年の湘南工科大付属をレポートします。

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■湘南工科大附属について
・校長先生が変わられました。元気で明るい校長先生。学校の卒業生
・教育理念:智・徳・体の充実
・明るい校風、明るい生徒、恵まれた環境、情熱ある教職員などが売りです
・1706名のマンモス校
・様々なコース体制により、自分に適した学習や生活を送れる

■入試について
・オープン入試のレベルが上がった
・併願基準は変更なし
・入試にマークシート方式の導入。日程的にも公立の良い練習に

■大学進学実績について( )内は昨年度
・国公立6(11)
・早稲田1(10) 慶應0(3) 上智0(2) 東京理科大2(1)
・明治12(17) 青山10(10) 立教3(10) 中央10(16) 法政10(7)

■雑感
・長谷部校長、入試広報玉ノ井先生を筆頭に暗めだった学校を明るく変えそう
・リオ五輪での卒業生立石選手(水泳銅メダル)の活躍も記憶に新しい。スポーツで盛り上がることは請け合い
・進学実績では、横須賀学院、平塚学園にかなり水を開けられる結果に
・校舎は綺麗で、設備も豊か。生徒たちも一時期よりもずいぶん落ち着いた印象
・辻堂駅から徒歩15分。暑い日はちょっときつい

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関連リンク
2016年度大学進学実績
湘南工科大附属受験生の皆さんへ

横須賀学院高校の情報2016

着実に進学実績も伸び続け、進学校としての発信ができる位置にまで上ってきた横須賀学院。内部での変革はどのように行われているのか、また今後の発展の方向性についてレポートします。

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■横須賀学院について
・「いかに生きるか」を問いかける学校でありたい
・理系に注力。理科教員の刷新と科学教育センターの開設
・生徒会の盛り上がり。自ら問題解決へと動く生徒の増加
・MARCH以上の大学進学を考えるなら選抜クラスに入るべき

■入試について
・筆記一般の入学者が多かった
・推薦入学者のレベルが上がる
・併願基準はほぼ変更なし

■大学進学実績について( )内は昨年度
・国公立21(11)
・早稲田7(1) 慶應7(2) 上智6(2)
・明治24(22) 青山26(22) 立教6(5) 中央19(15) 法政24(22)

■雑感
・学力がある生徒が増えてきて、学院のやりたいことが実現可能に
・コースによって雰囲気も勉強量も教員の布陣も違う。コース判断を慎重に
・英語教育で4技能の発達に向けた取り組みはまだ中身が伴っていない印象
・交通の便の悪さ。横須賀線沿線に住んでいる人こそ通学が不便
・青山学院との提携の話は、高校入学生には関係ありません

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関連リンク
2016年度大学進学実績
コース概略図

法政大学第二高校の情報2016

共学化、新校舎と学校のイメージが変貌した法政第二高校。男っぽさが魅力だった学校に女子が入った化学反応やいかに。武蔵小杉の街と歩みを共にするかのように変化を続ける法政第二高校の最新情報をレポートします。

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■2016年度より共学化
・入学者の学力は確実に上がった。レベルが一段階上になったと言える
・学習に対する意識がより向上
・討論する授業では、女子の視点がより豊かな結論へ導く
・体育祭での黄色い声援の衝撃(先生談)

■法政二高の教育について
・中学入試で入った生徒については、英数国など一部の科目で高校の先取りを行うが、高校から入学してくる生徒とも混ざった状態で高1のクラスはつくられるため、高校に入ってまた一から学習をし直す予定とのこと。
・国際交流の促進
・新図書館のメディアセンターとしての機能

■進路について
・法政大学への進学は有資格者全入
・97%が現役大学進学、93%が法政大学有資格者、86%が法政大学進学、11%が他大学進学

■雑感
・発信下手だった法政二高はどこにもない。気合いと自信を感じる。人気が学校を変えている
・新校舎の工事はほぼ完了。大学と見紛う広大さと綺麗さ
・共学化により全ての質が上がった。共学化して良かった、とほぼ全教員が感じているようだ
・書類選考で、もはや英検準二級があまり役に立たない模様。プラスになるのは二級から

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2016年度入試状況
昨年度レポート(中学を含む)

湘南学園の情報2016

突然の校長交代に揺れる湘南学園。ここ数年順調に校内の改革を進めてきましたが、この春は進学実績も振るわず、更なる飛躍を遂げるか、しのぎを削る共学校の争いに勢いを失ってしまうのか、ターニングポイントを迎えています。転機の湘南学園の今をレポートします。

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■湘南学園について
・個性豊かにして身体健全、気品高く、社会の進歩に貢献する
・見える学力と見えない学力。知識と表現力。次代を担う人材を
・日本だけの物差しではなく、世界で通じる価値観を

■湘南学園の6年間の教育プログラム
・ESD(持続可能な社会の進歩に貢献できる人間)プログラムの実施
・教科横断型、総合型の学習(詳しくはパンフレット見開き)
・世界の出来事を自分ごととして考えられるグローバル市民の育成
・英語(英会話)は、ネイティブ二人と日本人一人の教員体制

■2016年度入試と2017年度入試について
・応募者数は2013年をピークに緩やかに減少
・男子が多い
・合格最低点で男女に差が出る。女子の方が合格しやすい
・手続き後の辞退は少なかった
・2017年度も変更はなし。web出願はしない

■進路状況( )内は昨年度
・東大1(1) 横浜市大2(3) 横浜国大1(2) 慶應医学部1(1)
・早稲田8(13) 慶應7(6) 上智10(6)
・明治9(35) 青山7(17) 立教8(15) 中央7(20) 法政10(23)

■雑感
・ふるわない大学進学実績。「情報提示と励まし不足」との分析。理由は他にありそうだが
・突然の校長交代。おそらくは入試採点ミスの引責によるもの
・榎本新校長は、簡潔かつ人の良さがにじみ出る。学校現場の経験豊富な印象
・細かな学習指導や先生方のあたたかさは特筆もの。教員の質は高い
・人気は安定してきた印象だが、競合に打ち克つためには、起爆剤も必要
・「湘南学園ならでは」や「湘南学園だからこそ」という視点をいつも持っている
・パンフレットの制服モデル(女子)がすばるの卒業生です!二人とも!

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関連リンク
湘南学園2016大学入試を振り返って
昨年度レポート

山手学院の情報2016

創立50周年を迎える山手学院。今春の入試では大幅に受験者を増やし、中高一貫6年間のカリキュラムの見直しが功を奏したことで大学進学実績でも躍進。一方で、各私学がグローバルを標榜するようになり、山手の伝統「北米研修(全員参加型)」はものめずらしいものではなくなってきました。共学人気の中、学校の価値を改めて問われている山手学院の現状をレポートします。

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■山手学院について
・世界を舞台に活躍でき、世界に信頼される人間の育成
・変えてはいけない部分(建学の精神、創設者の想い)
・変えていく部分(校章、校歌、制服のマイナーチェンジ)
・在校生の結束を強める。山手生宣言、結束のオブジェ
・育てる生徒像(自主自律、学習意欲旺盛、エネルギッシュ、チャレンジ、柔軟さ)
・総合体育館の建て替え
・中期語学留学の新設(中3の1月〜3月)

■六年一貫教育一期生の6年間の報告
・まずは成功
・目標や位置付けを常に意識
・常勝の精神(勉強でも行事でも)
・一人ひとりに寄り添ったサポートができた
・特別な学年であることを意識させることができた

■2016年度入試と2017年度入試について
・志願者が増えた
・1日入試の手続き率がやや下がっている
・算数で決まる
・C日程、他校と競合しており、レベルが分散。チャンスあり
・2017年度も大きな変更はない

■進路状況( )内は昨年度
・東大1(1) 北海道大8(4) 一橋3(0) 東工大7(2)
・早稲田149(113) 慶應62(37) 上智55(28)
・明治235(162) 青山133(87) 法政133(98)

■雑感
・圧巻の大学進学実績。大げさに誇ることもなく、謙虚な姿勢を貫く山手学院
・今春の中学受験で志願者が大幅増。「理由は分からない」(教頭談)
・校長先生曰く、「山手の卒業生は世界中に散らばって地味に活躍している」。「地味に」ってなんだろう?
・中高一貫一期生の実績はやはり良かった。山手として注力していた学年であり、ここでコケるとまずかっただけに一安心
・中高一貫一期生は学年団が若かった。若い先生たちの成長はそのまま山手の財産。マンネリ、保守といった山手の負の遺産を打破してくれることを期待
・今春の志願者増と大学進学実績躍進のタイミングが揃い、山手学院は窮地を脱した。次年度の増加は間違いないので、その次に繋げられるか
・パンフレットの表紙がすばるの卒業生です!清楚!

さらなる詳細についてご興味がある方は、レポートをご覧ください。

関連リンク
2016年度入試の結果資料とコース概念図
パンフレット抜粋
昨年度レポート
※昨年度の説明会の方が国際交流についての内容が充実していたので、昨年度のレポートも合わせてご覧ください。

渋谷教育学園渋谷の情報2016

創立20年の若い学校ながら驚異の進学実績を誇り、一気に共学校のトップに躍り出ている渋谷教育学園渋谷。渋谷駅徒歩5分の立地は言わずもがな都会であり、流行や社会のうねりを肌で感じながら過ごせる中高6年間は、大変に刺激的なものとなることでしょう。紛れもなく成功・躍進している「渋渋」の学校運営の一端についてレポートします。

渋谷教育学園渋谷の公式HPはこちら

■渋谷教育学園渋谷について
・創立20年。新しい学校
・自調自考(自ら調べ自ら考える)
・時代の変化に対応出来る子どもを育てる
・自主性を重んじ、自由の中でどう過ごすかを考えてもらう
・SGH指定。国際色豊か
・難関大学合格に向けた教育プログラムと多彩な体験

■2016年度入試と2017年度入試について
・男子は志願者増加傾向
・1日入試は第一志望の人が多い
・算数で決まる(顕著)
・算数国語は100点満点。理科社会50点満点
・合格者ボーダーは60〜65%
・途中点があるので、諦めずに解く
・2017年度も大きな変更はない

■進路状況( )内は昨年度
・東大30(33) 京大5(6) 一橋4(10) 東工大12(3)
・早稲田126(109) 慶應91(75) 上智20(30)
・医学部医学科27(17)

■雑感
・さすがの「渋谷」で、教員も生徒も垢抜けているが派手ではない。お会いしたどの先生も丁寧で腰が低く、来訪者を歓迎する風土があった
・校長先生は人格者で理念も明確。若い学校だが、校長先生の深遠なフィロソフィーによりしっかりとした学校の理念が確立されている
・生徒の様子も見ることができた。ハキハキしており、自由だが風紀が乱れている印象は全くない。これこそが自主性
・英語、国際的のイメージは強い。取り組み自体も自国の文化を知り、世界の文化に飛び込むもの。SGHの特設サイトに詳細が載っている
・一等地なのでやはり敷地は狭く、九階建てはさながらオフィスビルのよう。校舎も狭さを感じる
・部活動の不自由さは感じる。室内型の部活は問題ないが、野外活動を中心とした部活動(サッカー、野球など)は窮屈さがある
・これだけの実績を出していれば進路指導、進学指導についても疑う余地がない。偏差値は数年来上昇を続けているのでまだ伸びる

さらなる詳細についてご興味がある方は、レポートをご覧ください。

関連リンク
2016年度入試の結果資料
2017年度入試の募集要項

ご興味がある方はこちらも

公文国際学園の情報2016

創立当初から世界へ目を向けてきた公文国際学園は、グローバルブームの昨今も慌てて何かをやり始めるということがありません。学園の存在そのものが、子ども達に世界を意識させるものであり、ボーダーレスな環境がいつもそこにあります。自由と自主性の意味を考えさせ続ける公文国際学園の先鋭的な取り組み、そしてやや人気に陰りが見える現状についてレポートします。

公文国際学園の公式HPはこちら

■公文国際学園について
・集団の一員として自ら考え判断し行動する力を身につける
・異質の他者を認める力を身につける
・プレゼンテーションとライティングの力を身につける
・SGHとしてより世界を見た持続性のある学習方向性を整備
・公文式については、あくまでも学習の補助教材

■2017年度入試について
・A入試(国語・算数)の倍率はおよそ2倍
・B入試(4教科)の倍率はおよそ1.6倍
・公文式経験者が優遇される度合いは薄まった

■進路状況( )内は昨年度
・東大4(4) 京大1(4) 一橋3(3)
・慶應46(41) 早稲田52(73) 上智35(41)
・進学状況としては、国公立が25%,早慶上智+私大医学部が25%,
 GMARCHが10%,他大学が10%,浪人が25%

■雑感
・言わずもがなのグローバル校。国が認めたSGH
・グローバルを支える「異質の他者を認める」というポリシー。
・公文国際が最近人気がない原因はどこにあるか。
  ①入試制度の度重なる変更(分かりにくさ)
  ②進学実績が振るわない
  ③学費が高い(←寮費を含むとやっぱり高いですよね…)
  ④共学校の増加
  ⑤説明会が上手くない←new!(今日感じました)
・ファンは多い。すばるから通っている人も多く、総じて満足度も高い
・「お買い得感」は続きます

さらなる詳細についてご興味がある方は、レポートをご覧ください。

関連リンク
2017年度入試の概要・2016大学進学実績
公文国際学園NEWS(分かりやすく特徴がまとまっています)
昨年度説明会レポート

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